豆知識

電波時計の取扱い

2019.11.15

すぐに時間が合いません

1晩待って下さい。電波時計は、機種によって個別差はありますが、だいたい夜中の2時ごろに年月日、曜日、時分、秒を全て、3分間かけて受信します。
(これを、フルキャラクターの受信といいます)

 昼間は、1時間に1回や、2時間に1回、秒のみ受信して合わせるものが多いです。

 もし、フルキャラクターの受信をその時にしたい場合は、強制受信という方法でそのとき、年月日、曜日時分、秒、全てを合わせることができます。

 その方法は、各メーカーの取り扱い説明書の「強制受信」についての項目を参考にしてください。

受信しにくい場所

アパート、マンション、学校、オフィースなどのフロアーは、受信状況はあまりよくありません。

 電波時計の受信は電磁波なので、強い電力を使う電気製品、強い電磁波を出す電気製品、また強い磁石などの近くはさけてください。

 たとえば、テレビ、ラジオ、ビデオデッキ、蛍光灯、パソコンのディスプレイ、電子レンジ、携帯電話、スピーカーなどの近くです。

 また、大きな金属の近くは磁力線が吸取られ、受信困難です。たとえば金属の扉や柱の近くです。

受信しやすい場所

屋外、一戸建て家屋、窓際やベランダで、周りに金属が無い所です。ビルではなく一戸建ての家の中は、比較的受信しやすいです。

 また、周りに強い電磁波を出す電気製品や強い磁石、大きな金属などのない場所です。あと、ビルでも屋上は受信しやすいです。

受信しやすい時間帯

真夜中です。昼間はテレビや蛍光灯、電話など電気機器が多く働いています。

 これらの電気機器が働いている所からは、ノイズ(電磁波などの信号の乱れ)が出ています。ノイズは受信に大きく影響しますので、これらの電気機器が働いていない真夜中が受信しやすいと思われます。

 屋内だけでなく外でも車や電車など、真夜中は街全体のノイズが少なくなり受信しやすくなります。