修理実例

晶玉時計

今回は、私も初めて見たのですが、水晶玉時計と言います。
機械式時計で、時計の文字盤の面と裏面が、水晶玉の半球で覆われており、中が少し拡大屈折して見えるものです。

 

大きさは、野球のボールぐらいですが、地球儀のように斜めに回転するようになっています。
今回の修理では、下の軸受けの部分に、亀裂が入っており、あまり勢い良く、水晶玉を回すことは出来なくなっていますが、小さいので色々な角度から文字盤や中の機械が良く見えます。
真横から見ると、ちゃんと球形になっているのが良くわかります。